こんにちはYUKIです!
宝くじは何歳から購入できるのか…?実はよく分からないという人も多いのではないでしょうか。
実際に、Yahoo!知恵袋には「宝くじは何歳から買えるのか」という質問が多く寄せられています。
ただ、他の公営ギャンブル同様、未成年では宝くじは購入できないイメージも強いですよね。
そこで今回は、「実際に宝くじは何歳から購入できるのか?」「もし当選した場合はどうなるのか?」などについて徹底調査してみました。
さっそくチェックしていきましょう。
宝くじは何歳から買えるのか?
結論、宝くじは何歳でも購入可能です。
競馬や競艇などの公営ギャンブルの場合、20歳未満は購入できないと法律にて定められているので、20歳の誕生日を迎えるまで購入不可能です。
しかし、宝くじ販売に関する法律(※当せん金付証票法)では、購入者の年齢を制限する項目はありません。
よって、宝くじに購入制限はなく、未成年者でも購入することができます。
宝くじの販売に関する法律である当せん金付証票法では、
- 売上金について
- 当選金額の最高額
- 当選金に所得税を課さない
- 海外で販売されている宝くじは購入できない
などといったことが定められているのですが、「何歳から購入できるか」といった年齢に関しての記載はありません。
つまり、宝くじは何歳からでも購入できるのです。
実際は販売店が相手を見て判断している
当せん付証票法では、宝くじが何歳から購入できるか定めていないので、法律的見地からは何歳からでも宝くじを購入できることになります。
しかし、実際には明らかに未成年の場合、販売店が販売しないケースが多いです。
売り場側が、宝くじは未成年に販売してはならないものだと考えている可能性が高い傾向にあります。
子供に売り場までおつかいを頼んだりするのはやめましょう。
あきらかに未成年だと思われる場合には、販売店がリスクを懸念して販売を控えているのが現状です。
宝くじ公式では年齢制限が記載されている
法律の観点から宝くじは何歳でも購入可能だと解釈できるのですが、宝くじ公式サイト(インターネットなど)から購入する場合は20歳以上に制限されています。
ネットやアプリで宝くじを買うには、もとより会員登録が必要ですからね。
ただしこの場合、宝くじの公式が意識したのは当せん金付証票法ではなく、クレジットカードに関する法律だと言えるでしょう。
なぜなら、公式サイトで宝くじを購入する場合の支払い方法は下記の2通りが用意されているから。
- クレジットカード決済
- キャリア決済
上記は、いずれも未成年は利用できないものです。
つまり、あくまでもクレジットカード決済やキャリア決済が未成年では利用できない法律に基づいて「20歳以上」と定めていると考えられます。
ロトやナンバーズは何歳から買える?
1等最大10億円が当たるロト7をはじめ、ロト6、ミニロトなどのロト系くじ。
平日ほぼ毎日抽選があり、ロトと比べて確率が高いことから根強い人気のナンバーズ4、ナンバーズ3。
それぞれ「何歳から買えるのか?」見ていきましょう。
ロト7・ロト6・ミニロトは何歳から買える?
宝くじの「当せん金付証票法」には年齢制限の記載がありません。
なので実質的には、未成年であってもロト7・ロト6・ミニロトの購入は可能だということになります。
ただし、全国の宝くじ売り場では「自主規制」のような制限を設けていることが多いのが事実。
あきらかな未成年者がロト7・ロト6・ミニロトを購入しようとしても断られるケースがほとんどだと言えます。
また、宝くじのインターネット購入は20歳以上に設定されています。
このように法律上で禁止はされていませんが、トラブルを避けるためにも「宝くじ売り場が制限を設けている」イメージですね。
結論、ロト7・ロト6・ミニロトは何歳からでも買えるが、店舗側が販売してくれるかは分からない。
ナンバーズ4・ナンバーズ3は何歳から買える?
ロト同様、ナンバーズ4・ナンバーズ3も「当せん金付証票法」には年齢制限の記載がありません。
よって、未成年でもナンバーズ4・ナンバーズ3の購入は可能だということになります。
しかし、こちらも売り場による「自主規制」が存在します。つまり、売り場の判断で未成年だとされた場合は販売してくれない可能性もあるということ。
また、ナンバーズ4・ナンバーズ3のインターネット購入も20歳以上の年齢制限が設けられています。
結論、法律上ではナンバーズ4・ナンバーズ3ともに何歳からでも購入できますが、未成年だと判断された場合は売り場側の規則として売ってくれないパターンが多い。
BIGやtotoは19歳未満の購入は不可
BIGやtotoなどの宝くじは法律によって年齢制限が設けられており、19歳未満の購入は不可となっております。
その理由は、BIGやtotoは「スポーツ振興くじ」にあたるから。
✅スポーツ振興くじとは?
すべての人が身近にスポーツに触れる環境整備や、国際競技力向上のための環境整備など、新たなスポーツ振興政策を実施するため、財源確保の手段として導入された宝くじです。
このスポーツ振興くじは法律で運用ルールが定められています。
その法律のなかに「19歳未満のスポーツ振興くじの購入および譲り受けてもダメ」という記述があります。
以下がその内容です。
(スポーツ振興投票券の購入等の禁止)
第9条 19歳に満たない者は、スポーツ振興投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。
※引用:JAPAN SPORT
記述の通り、くじの購入はもちろん、譲り受けも禁止とされています。
最悪の場合、法律違反としてなにか処罰を受ける可能性もあるので注意しましょう。
宝くじを未成年者が購入する方法
続いて、未成年者が宝くじを購入する方法を紹介します。
※未成年の宝くじ購入を促す内容ではありません
※違反行為ではありませんが、販売してくれないケースもあるのでご了承ください
店舗で購入する
宝くじは、駅やスーパーなどにある販売店舗で購入できます。
※法律では何歳からでも買えることになっている宝くじですが、一部店舗では自主的に未成年者への販売を規制している場合があります
宝くじを店舗に買いに行く場合は、
- 「未成年者には販売できません」と表示のない店舗へ行く
- あきらかに未成年者である格好(制服など)を避ける
上記を意識して足を運ぶといいかもしれません。
コンビニで購入する
以下の宝くじは、一部のコンビニでも購入することが可能。
- ロト(LOTO)
- BINGO5
- ナンバーズ(NUMBERS)
また、宝くじを販売しているコンビニは以下から検索できます。
→宝くじ取扱いコンビニエンスストア一覧
しかし店舗と同じく、コンビニでも自主的に未成年者への宝くじ販売を規制している場合があります。
なので、購入する際はあきらかに未成年者である格好(制服など)は避けましょう。
宝くじは当選したら何歳から受け取れるのか【金額別】
宝くじが当選した場合、購入者が未成年であっても当選金は購入者のものとなります。
しかし、民法により子供の財産は本人の同意を得たうえで親権者が管理すると定められています。
そのため未成年は、当選金を自由に受け取ることができません。
以下では、当選金の受け取り方法を金額別に紹介します。
1万円以下の場合は未成年でも受け取れる
1万円以下の場合、宝くじ売り場にて当選金を受け取ることができます。
身分確認などもないので、未成年ではあっても受け取ることができます。
ただ、あきらかな未成年の場合には売り場が何らかの対処を求める可能性もあることは頭に入れておきましょう。
1万円以上5万円未満の場合は親の同伴が必要
この価格帯は、5万円マークのある宝くじ売り場またはみずほ銀行での受け取りとなります。
銀行で受け取る際は、未成年だと親の同伴を求められます。
いきなり未成年が「宝くじを換金してください」って銀行にきてもおかしな感じですからね。
5万円以上50万未満の場合は未成年は受け取れない
この場合、みずほ銀行のみでの受け取りとなります。
また、当選した宝くじの裏面に住所・氏名を記載するため、責任が取れない未成年では受け取ることができません。
必ずご自身の足で受け取りまでいきましょう。
50万円以上の場合は未成年は受け取れない
この金額帯になると「みずほ銀行」のみ、さらには顔写真付きの本人確認書類が必要です。
よって、未成年では受け取りすることができません。
100万円以上の場合も未成年は受け取れない
当選金額が100万円を超える場合は、本人確認書類と本人の印鑑が必要になります。
結論、親御さんに相談するのがベストな選択です。
基本的には、宝くじの当選金を未成年者が受け取る場合、保護者の同意が必須です。
これは民法第824条にて定められており、未成年が1人でみずほ銀行に足を運んでも当選金を受け取ることはできません。
18歳未満の高額当選は受け取りに保護者の同意が必要
18歳未満の未成年が高額当選を受け取るには、保護者の同意や付き添いが必須となります。
これは民法824条で定められており、本人の意志だけで換金することはできません。
親権を行う者は、子の財産を管理し、かつ、その財産に関する法律行為についてその子を代表する。 ただし、その子の行為を目的とする債務を生ずべき場合には、本人の同意を得なければならない。
※引用:WIKIBOOKS
なので、もし18歳未満の方で高額当選を的中させた方は、かならず保護者に相談するようにしましょう。
また、保護者であっても子どもの当選金を勝手に使うのは禁止されており、もし発覚した場合は違法行為として扱われる可能性もあります。
当人も、保護者も注意が必要なので、この機会に覚えておきましょう。
宝くじのネット購入は何歳から購入できるのか
宝くじ公式サイトでの購入は、20歳以上で、宝くじ公式サイトに会員登録していただいたお客さまであれば購入可能です。
つまり、会員登録できない未成年は実質的に購入できないということ。
宝くじ公式サイトでネット購入するには、ご本人名義の支払い方法および当選金を受け取るための銀行口座情報が必要です。
よって、基本的に未成年は購入できない仕組みになっています。→参考:宝くじ公式サイト
宝くじ以外のギャンブルは何歳から買えるのか
では、宝くじ以外の公営ギャンブルは何歳から買えるのか?
以下を参考にしてください。
- 競馬や競艇:20歳から
- サッカーくじ:19歳から
いずれも法的見地からは「公営ギャンブル」に定められているものですが、それぞれ何歳から購入できるかを調べてみると微妙に異なることがわかりますね。
ただ、実はもっと細かく分類されているのでチェックしていきましょう。
競馬や競艇は何歳から買えるのか
競馬や競艇、競輪等の公営ギャンブルはとても細かく分類されています。
まず、競艇、競輪、オートレースの購入は、20歳以上からとなっていますが学生は購入できません。
しかし、競馬に関しては20歳以上であれば学生でも購入できます。
一体どういうことですか?
これらに関しては、それぞれ以下のように対応する法律にて定められています。
- 競馬:競馬法
- 競艇:モーターボート競走法
- 競輪:自転車競技法
つまり、20歳未満の未成年が馬券、舟券、車券を購入した場合、上記の法律違反となります。
サッカーくじ
サッカーくじは19歳から購入可能です。
サッカーくじを管轄するのは文部科学省で、スポーツ振興投票の実施等に関する法律にて購入年齢等が定められています。
ただし、こちらも宝くじ同様、インターネット上にてクレジットカードで購入する場合には20歳以上となります。
よくある質問
Q.宝くじは未成年でも買えますか?
A.買えるくじ券もあります。
ただ、店舗によっては自主規制している売り場も存在するので覚えておきましょう。
Q.ローソン宝くじは何歳から買える?
A.20歳未満の方は購入できません。
もし購入したい場合は、保護者同伴のうえで購入しましょう。
Q.ワンピーススクラッチは何歳から買える?
A.20歳未満の方は購入できません。
ワンピーススクラッチも同様です。かならず保護者同伴のもと購入するようにしましょう。
まとめ
本記事をまとめると、
- 宝くじは何歳からでも買える
- 20歳未満は宝くじを店舗でしか買えない
- 高額の当選金は未成年者のみで受け取ることは難しい
結論、法律上は何歳からでも宝くじを買えます。
ただ、当選した場合の手続きを考えると、未成年者は宝くじを購入する前に保護者に相談した方がいいことがわかったと思います。
「どうしても宝くじを買ってみたい!」という未成年者は、まずは保護者に相談してみましょう。
以上です。
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