こんにちはYUKIです!
toto・BIGには当たらない仕組みがあるって聞いたけど本当かしら…。
このような質問が届いたので回答していきます。
totoやBIGは当たらないように仕組化されているのでは?という発言や発信を目にすることはよくあります。
過去の事例などから、そのように疑いたくなる気持ちも分かります。
ただ、国の許可を得て運営されている公営のギャンブルでそんなことはあるのでしょうか?
今回はその真相について迫っていきたいと思います。
toto・BIGには当たらない仕組みがある?
先に結論からお話しすると、toto・BIGに当たらない仕組みが存在する事実はありません。
よくネットやSNSなどで目にする、
・当たらない仕組みがあるんだ…
・絶対当たらないようになってる…
・結局は運営が儲かるようになってる…
などの声は、実際に当たらなかった人たちが腹いせのような形で発言しているケースがほとんど。
なので、あまり鵜吞みにする必要はありません。
ここまで言い切る理由として、スポーツくじ公式サイトにて毎回の抽選結果が発表されており、toto・BIGともに当選者が誕生しているのが確認できます。
文部科学省が管轄しているスポーツ振興くじで、偽りの結果が掲載される可能性はゼロに等しいと言えるでしょう。
もしそんな事実があったら大問題ですからね…。
また、サッカーの試合結果や得点差で抽選が決まるため、そもそも不正の入る余地がないとも言えます。
事前に抽選結果を知ったり、情報を共有することは絶対に不可能だと言えるでしょう。
ただ、「当たらない仕組みがある!」と疑いたくなる気持ちも分かるんですよね。
そこで、私なりに「toto・BIGが当たらない理由」についてまとめてみたのでチェックしていきましょう。
toto・BIGが当たらない理由について解説
当たらない最大の理由の一つとして、確率があまりにも低いという点があります。
しかしそれだけではなく、toto・BIGが当たらない理由は他にもあると言えるでしょう。
以下の通りです。
- そもそも還元率が低い
- 資金の調達を目的とする
- 当選確率が圧倒的に低い
- totoの予想は難易度が高い
- BIGは完全運任せで厳しい
それぞれ解説していきます。
そもそも還元率が低い
これはtoto・BIGに限らず、すべての宝くじに共通して言えることです。
他の公営ギャンブルと比較しても、圧倒的に還元率が低いことが分かります↓
ギャンブル | 還元率(払戻率) |
---|---|
パチンコ | 80〜85% |
競輪 | 75% |
競艇 | 74.8% |
オートレース | 74.8% |
競馬 | 74.1% |
スポーツ振興くじ(toto・BIGなど) | 49.6% |
宝くじ(ロト・ナンバーズなど) | 45.7% |
この還元率の低さが、昨今の宝くじ離れに繋がっているとも言えるでしょう。
また、還元率は「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」に基づいて厳密に定められています。
toto・BIGもふくめ、宝くじの還元率は50%とされています。
この規定により、「発売総額の半分を超える額を払戻金として支払ってはならない」というルールが存在するのです。
つまり、宝くじを購入した時点で、購入者は使った金額の半分以下しか賞金として受け取れないことが確定しているということ。
これにより、自ずと当選本数も限られてしまうのです。
資金の調達を目的とする
toto・BIGの売上は公共事業や地域のスポーツ振興に使われており、実際に当選金として支払われるのは約50%に過ぎません。
この数字は、スポーツ振興くじのオフィシャルサイトが発表しています。
購入者は大きな夢を持つことができる反面、運営側からすると資金を集める手段としての側面が強いのです。
つまり、単なるギャンブルではありません。
toto・BIGの売上は、スポーツや地域社会への貢献を目的とした活動の一部として理解する必要があるのです。
「地域のスポーツを活性化するための資金調達」
購入者は、知らず知らずのうちに地域のスポーツ活動や公共事業を支援しているとも言えるでしょう。
これもtoto・BIGを購入しても当たらない理由の一つに繋がっていると思います。
当選確率が圧倒的に低い
ご存じだとは思いますが、toto・BIGの当選確率は超が付くほど低いです。
以下はtoto各種の当選確率を表にしたものです。
toto | mini toto | toto GOAL3 | toto GOAL2 | |
当選確率 | 1等:約1,600,000分の1 2等:約60,000分の1 3等:約5,000の1 | 1等:約243分の1 | 1等:約4,096分の1 2等:約228分の1 | 1等:約256分の1 |
当選条件 | 1等:すべての数字が一致 2等:1試合はずれ 3等:2試合はずれ | 1等:すべての数字が一致 | 1等:すべての数字が一致 2等:試合が1つはずれ | 1等:すべての数字が一致 |
toto1等の当選確率は160万分の1となっており、ものすごく低い確率で設定されていることがわかります。
ちなみに余談ですが、隕石が人に当たる確率も160万分の1だとされています。
つまり、totoで1等を的中させる確率は、道を歩いてて偶然隕石に当たる確率と同じなのです。
その難しさがよくわかると思います。まず隕石に当たることなんてほぼ起こりませんからね…。
それだけ低い当選確率だということ。
続いて、BIG各種の当選確率を表にしたものです↓
BIG | メガBIG | 100円BIG | BIG1000 | ミニBIG | |
当選確率 | 1等:4,782,969分の1 2等:約170,820分の1 3等:約13,140分の1 4等:約1,643分の1 5等:約299分の1 6等:約75分の1 | 1等:16,777,216分の1 2等:約466,034分の1 3等:約28,244分の1 4等:約2,824分の1 5等:約418分の1 6等:約87分の1 | 1等:4,782,969分の1 2等:約170,820分の1 3等:約13,140分の1 4等:約1,643分の1 5等:約299分の1 | 1等:177,147分の1 2等:約8,052分の1 3等:約805分の1 4等:約134分の1 | 1等:19,683分の1 2等:約1,094分の1 3等:約137分の1 |
当選条件 | 1等:すべての数字が一致 2等:数字が1つはずれ 3等:数字が2つはずれ 4等:数字が3つはずれ 5等:数字が4つはずれ 6等:数字が5つはずれ | 1等:すべての数字が一致 2等:数字が1つはずれ 3等:数字が2つはずれ 4等:数字が3つはずれ 5等:数字が4つはずれ 6等:数字が5つはずれ | 1等:すべての数字が一致 2等:数字が1つはずれ 3等:数字が2つはずれ 4等:数字が3つはずれ 5等:数字が4つはずれ | 1等:すべての数字が一致 2等:数字が1つはずれ 3等:数字が2つはずれ 4等:数字が3つはずれ | 1等:すべての数字が一致 2等:数字が1つはずれ 3等:数字が2つはずれ 4等:数字が3つはずれ |
比較していただけるとわかる通り、BIGのほうがさらに当選確率が低いことが分かります。
メガビッグに関しては、1等当選確率「16,777,216分の1」というとんでもない確率です。
雷に打たれる確率がおよそ1/1,000万です。
つまり、メガビッグ1等に当たる確率は、雷に打たれる確率よりさらに難しいということ。
また、以下の記事にてBIGの当選確率と当選金額を一覧にまとめています。
本当に買うべきBIGの種類などが分かってくると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
→【最新版】BIGの当選確率と当選金額を一覧にまとめてみた
totoの予想は難易度が高い
toto予想は思っている何十倍、いや何百倍も難しいと言われています。
ルールとしては、あらかじめ決められた13試合の勝ち、負け、引き分けをそれぞれ予想するというもの。
そして、totoの1等当選条件は13試合すべての勝敗を一致させること。
サッカーは前半と後半あわせて約90分間も試合がありますからね…。間違いなく難しい予想となるでしょう。
どれだけサッカーに詳しい人であっても、なかなか当てるのは難しいと言います。
サッカーの知識などまったくなく、予想なんてできない方のほとんどはBIGを選びます。
ただ、そんなBIGも完璧ではありません↓
BIGは完全運任せで厳しい
BIG系の宝くじは、totoとは違い自分で予想して購入することができません。
BIGはコンピューターによる完全ランダムでの抽選になるため、当たりにくい組み合わせを強制的に購入させられる可能性もあります。
対戦チーム同士の相性や選手(プレーヤー)の良し悪しなど、傾向を掴むためのデータが存在してもなにも意味がありません。
つまり、完全な運任せなのです。
ロト系くじでいうところの「クイックピック」と同じなので、まさしく運試しのくじですよね。
特にBIGでは「完全運任せでは無理だ」という意見も多く、これが当たらない理由とされるのに繋がっているとも言えるでしょう。
過去には、メガビッグが開始されて約10ヶ月もの間で一度も1等が出ないという事例もありました。
購入者が完全に運に任せるしかない仕組みであるため、なんとなく不透明さも目立ちますよね。
運営側が当選結果を操作しているのではないか…?という疑念が生じるのも無理はありません。
toto・BIGで発生した不正疑惑とは?
続いては、toto・BIGにおける「不正疑惑」について調査した結果を解説していこうと思います。
以下の画像をご覧ください。
画像の左側は「12日」に購入した5口。画像の右側は、翌日の13日に買い足した10口。
まさかの12日に購入したくじと、13日に購入したくじの最初の5口分の数字が完全に一致したのです。
このような珍事が発生する確率はなんと、約25溝0316穣0000杼0000垓0000京0000兆0000億0000万0000分の1になるそう。
もう完全におかしな数字ですよね。
メガビッグ1等でさえ16,777,216分の1という確率なので、その数奇さがおわかりいただけると思います。
これがtoto・BIGにおける「不正」の正体です。
これに対し運営側は、以下のような声明を発表しています。
また、コンピューターが投票内容(「1」「2」「0」)を発番する際の仕組みにおいて、重複した投票内容の出現はあり得るものであり、この事象につきましても、システムの不具合や不正な操作等によるものではないことを確認いたしました。(発番の仕組みの詳細につきましては、セキュリティ上の観点から公表しておりません。)
このように、運営側はシステムのトラブルや不正操作の可能性について即座に否定しました。
しかし、そのあまりにも迅速な対応が却って疑念を呼び起こし、不信感を抱く人々の声は依然として消え去っていません。
さらに、特定の店舗で当選者が出たと発表されたものの、その証拠が確認されていないという疑惑が浮上したこともありました。
他にも、実力の低いチームの勝利予想が意図的に増やされているという別の不正疑惑も持たれています。
ただ、個人的には不正は存在していないと思っています。
以下の記事にて、その理由や宝くじの”闇”といわれる部分について解説しています。ぜひあわせてお読みください。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
最後になりますが、toto・BIGを当てるのは簡単なことではありません。
いくら買っても、何度買っても当たらないことはあるでしょう。
ただ、そこで諦めてしまっていたらもったいないと思いませんか?
いままで購入したぶんのくじ代金、そして引き寄せていたかもしれない「幸運」を見逃すこと…。
当選者は間違いなく存在します。
当てている人。つまり当選者たちは、当たるまで買い続けたから当選者になれているのです。
極論になりますが、「諦めないこと」が一番の当選への近道かもしれませんね。
以上です。
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